えこひいきだと思ってしまう人への一言
「えこひいき」が羨ましいわたし
こんにちは、こまちです。
わたしは今年の11月30日まで前の会社で働き、すぐ12月3日から今の会社で働いています。
すごく対照的なことが起きています。
前の会社でわたしは4年働きました。
働き始めた時、引継ぎはたいしてしてもらえず、「あとは実践から学んで仕事してください」という感じでした。
マニュアルもざっくりしたものしかなく、せっせと自分で作りました。
その仕事をわたしから引継ぐ方は、わたしが作ったマニュアルを元に、週4回の手厚いMTGをしながら、超絶丁寧に仕事を覚えていける環境を整えてもらっていました。
「わたしの時は、そういうのなかったのに」
心が広くないわたしは、そんな風にモヤモヤしていました。
「えこひいき」されるわたし
そんなわたしは、土日を挟んで、次の会社では逆に引継ぎを受ける側となりました。
すごく丁寧に教えていただき、ありがたいなと感じています。
そんな中で、わたしのことを部長陣に紹介してもらえることになりました。
「顔がわかってた方が、仕事しやすいでしょ」
引継ぎをしてくれている女性が、上司のその言葉を聞いて、言っていました。
「わたしの時はそんなのなかったのにー」
「恩は送られる」
ふたつのことを学びました。
ひとつは、恩は送られるということ。
自分がしたことは、同じかたちでも、全く違うかたちでも。
必ず返ってくるということ。
いい行いも、悪い行いも。
人生は、自業自得だよ。
そう、人生の先輩に教えていただきました。
きっと、今引継ぎをしていただいている女性も、違うかたちで、わたしにしていることが返ってくる日がくるんだろうなと思います。
「必要なことが起こる」
ふたつ目は、その人に必要なことが、必要なタイミングで訪れるということ。
以前もご紹介しましたが、前の会社の元上司は、とっても厳しい人でした。
「初めてなので、わかりません」
わたしの後任の人のその主張を、確実に捻りつぶすような鬼上司です。
そもそも声が小さいだけでめちゃくちゃ怒っていた上司なので、声が小さい後任の人は耐えきれなかっただろうなと思います。
いいわるいではなく、人には相性ってあると感じています。
わたしが辞める直前、鬼上司がその業務から離れ、次の上司はすごく優しい人でした。
その優しい上司のもと、丁寧に引継ぎがされたことは、きっとわたしの後任の人が仕事を続けるうえで、必要なことだったと感じています。
「えこひいき」。
それは、これまで、もしくはこれから自分がした行いを受け取っているだけ。
そして、それは自分にとって一番いいタイミングでやってくる。
そう思うと、こころがすっと軽くなる気がします。
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最初は「ひとりのこころを動かした一言」で始まったブログですが、「読者の方の数」+「わたし」で、ブログタイトルの数を変えていっています。
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