311人のこころを動かした一言

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劣等感を感じるわたしへの一言

「笑い」で泣いた3週間

f:id:otonarisan_hitokoto:20181115163759j:plainこんにちは、こまちです。

以前もご紹介しましたが、大学時代、教育実習を母校でやりました。


わたしの通っていた群馬の女子高は、体育祭と文化祭を1年ごとにやる学校でした。


わたしが実習に行った時は、文化祭の年。

母校の文化祭は、飲食店などを出すのではなく、クラスでひとつテーマを決めて、それを発表する形式でした。

文化祭の準備はかなり本格的で、この時期は放課後にほぼ毎日準備します。

文化祭直前は一泊二日で泊まり込みでやるほどでした。


わたしの担当したクラスは3年2組。
テーマは「笑い」でした。

生徒たちは、笑うことがどれだけいいのかについて調べ、発表の準備を一生懸命していました。

わたしも壁によじ登ったり、流れについてアドバイスしたりして、お手伝いしました。

3年6組が「最優秀賞」を取った理由

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そんなある日、HRが終わったとき。

担任の先生から、「何か生徒に文化祭についてメッセージを」と言われました。

わたしがいたクラスは、3年6組の理系クラスで、運動部員も多いクラスでした。

みんなもそうだけど、運動部にとってこの時期は、大事な最後の大会の時期。

放課後に部活がある為、準備に加われない運動部員も多かったです。

それなのに、うちのクラスが最優秀賞を取れたのは、理由があります。


まずひとつは、運動部員が、残って準備してくれる友達にちゃんと感謝をしていたこと。

やってもらうのは当たり前じゃないし、残って準備してくれる人がいるから、部活を頑張れると気づいていたこと。

もうひとつは、残って準備する友達の一言。

「最後の大会に向けて、悔いがないようがんばって。あとはうちらに任せていいよ」

そう言って運動部のわたしたちを、気持ちよく送り出してくれました。

 


「笑い」は、その年の最優秀賞に選ばれました。

毎日、わたしも準備を手伝っていたので、嬉しくて生徒と一緒に泣いてしまいました。

 

「お任せする」ちから

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昨日、人生の先輩に飲みながら言われました。

「こまちは、文字で人に伝えられる力がある」

わたしと会う前にワインを2本あけてきたそうで、べろんべろんに酔っぱらいながら、真剣に言われました。

自分には、この強みがある。
それを受け入れているのって、大事だよ。

そのうえで、自分の弱いところを、強みがある人に借りられるかどうか。


わたしは長い間、自分よりもできている人を見ると、すごく劣等感を感じていました。

自分てダメだなと、自分を傷つけていました。

だけど、ちからをお借りしたらいい。
そしたら、自分の強みを、人も借りられるようになる。

思い返せば、18年やったソフトボールも、そういうスポーツでした。

「そこにボールが飛んでいったら、任せた」
「トンネルしても大丈夫。カバーに走るよ」
「次の打順は、4番打者のあなた」
「わたしがバントするから、打ってランナーを返してね」

お任せするちから。

これから少しずつ、そのちからをつけていきます。


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