人生の願望を明確にしたい人への一言
「あなたの野望は?」と聞かれたとき
こんにちは、こまちです。
昨日と今日、連続で聞かれた質問があります。
「人生に、野望はある?」
30代半ばの男性と2人で飲みに行った際に、なぜか同じ質問を聞かれました。
やはり人生の先輩は飲みの場で聞いてくる質問もぐっとくるなと思いきや、先日社会人1年目の男性にも同じ質問をされたことを思い出しました。
わたしが自分なりの野望を持ってそうな空気が、表に出ていたのか。
みなさんだったら、なんて答えますか。
人生を拡げる質問力
わたしは、自分の中にあるものしか、質問に出ないなと考えていました。
だから、質問に答えた後に質問し返した時。
「俺にはまだ野望ないなー」と言われてちょっと驚きました。
この方は、すごい方だなと思いました。
自分の中に答えがないと、質問し返された時に答えられないのが嫌なので質問すらしない、ということがわたしはよくあります。
カッコつけたい、知ったかぶりしたい。
そういう気持ちが、視野を広げたいときいう気持ちよりもつい優先してしまいます。
だからこそ年下でも関係なく、自分の中でまだ明確でないことを質問して視野を広げようとするその男性が、とっても素敵だなと感じました。
要らないこだわりは手放そうと感じました。
「なりたい未来」は思い出すもの
以前、お世話になっている人生の先輩に質問したことがあります。
「人生の願望、なりたい未来が自分でもよくわからないんです。
どう決めたらいいんでしょうか」
先輩はきっぱりと答えました。
「答えは、もう自分の中にある。思い出すだけだよ」
わたしは色んな人との出会いや、出来事、本や映画、そして一言。
そういうたくさんのものから刺激で、自分の中で「こうなりたい」を創ってきたと考えていました。
だけど、「人生の野望」はもう自分の中にあって、外からの刺激で掘り起こされてきたのだと知りました。
ちょうどある仏像作家さんが、「木の中の仏様をノミで掘り起こす感覚」と仰っていた感覚が近い気がします。
楽しかったことも、悔しい経験も、嬉しい出逢いも、悲しい別れも。
全部外の刺激のひとつにすぎない。
大切なのは、刺激を受けながらも、自分で決断していくこと。
何を選ぶかを決めて、何を選ばないかを決めること。
人生は選択。
どうせ選ぶなら、自分に正直に。
泣いた昨日も、笑う明日も、一回きり。
あなたにとってのとびきりの野望を胸に、今日を楽しみましょう。
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