フェアなこの世界を生き抜く為の一言
絶対に譲らなかった一言
こんにちは、こまちです。
前回もお伝えしましたが、わたしは大学の時に体育会女子ソフトボール部に所属していました。
4学年合わせて25名程度だったチームが、その倍以上いるチームを勝ち抜いて全国準決勝までいく。
その成果の原因のひとつとなった一言があります。
楽しいことをしたいか、本気を楽しみたいか
監督がいつもわたしたちに仰っていたのは
「楽しいソフトがしたければ、サークルへ行ってください。」
ここは、体育会ソフトボール部。
全国大会を目指し、勝つためにフェアに努力する場所。
穏やかな監督でしたが、そこだけは絶対に譲りませんでした。
だから、大会直前の実践型バッティング練習は
レギュラーが2打席でノーカウントからスタート。
準レギュラーのわたしは、1打席で2ボール1ストライクから。
それ以外の人は球拾い。
ノックもレギュラーと準レギュラーのみ。
それに加われない人や、それをかわいそうに感じた後輩達から、反発もありました。
それでもその方針は譲らず、最後まで貫いての全国3位でした。
あそこで、「かわいそうだから」となぁなぁにしていたら、ピッチャーの投球数が増えて疲れ、レギュラーの練習の質にも影響が出ていたと思います。
そして、引退する時にレギュラーだった後輩に言われたのは、「こまさんが最後までグランドで走り込む姿を見て、絶対にこの2打席を大事にしようと思えました」という言葉でした。
目の前の仲間の1打席というチャンスをいただいて、自分の1打席がある。
その重さ、責任を受け取った9人と、それでも全力にやり抜いた16名がいたから、勝ち抜いていけたのだと感じます。
「何を得たくて、どこに行くか」という人生の目的を共有する大切さ
目指すものがあると、その為に必要なやるべきことがある。
そう大学の4年間で学びました。
わたしのいたチームは大学の講義優先で、その日集まれる人で練習していました。
だから、午後3時から全員揃って練習するようなソフト優先の大学には、全体練習量では勝てない。
部員数も少ない。
設備も揃っておらず、夜は小さいライトを買ってきて照らし、練習していました。
遠征費や自分の練習道具を買う為に、ほぼ全員深夜バイトをしていました。
そんな中でも勝っていく為に、
「何を得たいのかを明確にして、言葉にして共有する」。
「同じ方向性の人で仲間になる」。
そして、「本当に必要なことをやる」。
レギュラー9名だけでは、全国3位にならなかったと、レギュラーに言われました。
全員に、その人にしか担えない役割がある。
自分を認め、人を受け入れること。
君と出会い あなたと出会い
君に学び あなたに学びを
僕は君から あなたから
貰って 育って 今の僕がいる
ケツメイシ『出会いは成長の種』
これからも大事にしていきます。
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